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あのトモ

- 本に出てくるあの娘ぼくがトモダチになろうっていったらどんな顔するんだろう -

アンドロイドは電気羊の夢を見るか - 荒廃した地球におけるサブァイブグッズ

フィリップ・K・ディックアンドロイドは電気羊の夢を見るか?」より①おもしろ近未来プロダクトたちの紹介

目を惹きつける不可解な疑問形のタイトルを持つ、SFの金字塔的小説。映画化された作品、ブレードランナーも有名だ。(しかしあまり細部を思い出せない...見なおしが必要だ)この小説に出てくるおもしろ近未来プロダクトたちに思いを馳せてみたくなって絵を描いてみた。

よくこんなものたち思いつくよな。っておもう。こういうの大好き。

イメージ

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黒い共感(エンパシー)ボックス

・二つの取っ手がある

・スイッチを入れると陰イオンの香り

・ブラウン管とつながっている

・取っ手を握りながらブラウン管をみると、自らが wilbur mercer という名前の老人になったような感じが体験出来る

もうちょっとすすんだ VR デバイスって感じか!とおもった。ブラウン管っていうところにレトロ感あるけど。あえてそれもいいだろう。

人類どころか生き物がほとんど死に絶えた地球において、自分は孤独じゃないよ、居場所がそこにはあるんだよっていう感覚を精神的肉体的に味わえてしまうすごい装置。

イジドアの薬ケース

・生物の気配のない荒廃した地球で、いつか訪れるであろう生き物を捕獲するためにイジドアくんという人間が用意していたケース

・ちゃんとフタには針で空気穴があけてある

・プラスチック製

空気穴あけておくとはぬかりがない。

ペンフィールド情緒(ムード)オルガン

・制御卓がある

・ダイヤル式

・予定を組み入れることができる

・個人用

・ダイヤルを任意の数値に合わせると場所に合わせてラジオの電波を拾うように自らの感情の起伏を変化させる波を発生させる(ものと思われる)

感情は機械によってコントロールできるようになる時代が想定されている。荒れ果てた灰色の世界ではこういった装置を駆使してハイになったりしない限り、憂鬱でしかたなくなってしまうのかもしれない。

ダイヤルっていうのが、ブラウン管と同じくらいレトロ。当時の想像力の限界か。copyright 1968 と記載されているからそれくらいの時代から見た未来と思う必要がある。

無限鍵

・どんな鍵穴にも自らが変化することで対応し、開けることができるもの

これあったら鍵要らないじゃん

無指向性ペンフィールド波発生機とアンドロイド用筋硬直装置

・それぞれ人間と、アンドロイドを筋硬直させる機能がある

・アンドロイド用のは牡蠣に似ていて押しボタンのある円板型をしているらしい

用途が同じなのでまとめたけどそれぞれ用に似たようなものが開発済みということだ

キップル

ダイレクトメール
・空っぽのマッチ箱
・ガムの包み紙
・昨日の新聞
・役に立たないもの
・そして置きっぱなしにしているとどんどん増えていくもの

あるあるこういうもの。こういったものたちは初めてこの小説でキップル、となまえを与えられたわけだ。発明品系ではないけど、ことばとしておもしろいから書いておく。机の上はキップルで埋まらないよう目を光らせておかなければならない。