あのトモ

- 本に出てくるあの娘ぼくがトモダチになろうっていったらどんな顔するんだろう -

モテキ4.5 - いつかちゃんと私

モテキ(4.5) (イブニングKC)

モテキ(4.5) (イブニングKC)

ブックオフで安かったので積読しといた一冊。映画も本編の漫画もおもしろかった作品の、スピンオフと、作品の裏側解説本です。

夏だし…なんか職場の近くでギャル神輿とかやってるし…とかで思い出し、読み返し。

もう七年前の作品ですか…。でも二十歳そこらで読んだ時よりも、二十七の今読み返した後の方がより、内容にリアリティを感じます。

どのキャラ推しか問題

本編を読んだ当時は、コンプレックスまみれだけど小宮山夏樹に向けて非常な努力をする25歳の幸世にシンパシーでした。

それから幸世だけでなく、女性キャラ四人の気持ちもなんか分かるようになって来たから今読んでおもしろいのかもしれません。

今ではどのキャラにも少なからず、分かるよ!それめっちゃ分かる!!ってところがあるのですが、(久保先生すごいなあ。… インタビューにもありましたが、彼女は一つのキャラクター作るのに10人以上のパーソナリティをぶっ込んでいるらしいです。どうあっても全く共感のないキャラクターには仕立て上げてないところに、先生のキャラ愛を感じます。) どうフラットな気持ちで判断しても、わたしはいつかちゃんに近いというのは、自他共に認めざるを得ないです。

サブカル度合いと女子コンプレックスなところがマジかよってくらい近いんです。だから多分実在したらすごい仲良くなれる気がします。

いつかちゃんとわたし

4.5巻にはいつかちゃんと主人公の短編が入ってます。 島田さん、墨さんとゴタゴタあって、幸世にフラれた後のいつかちゃん。冒頭のカラオケシーンでチャゲアス(!)歌ってますけど、あそこは確かにチャゲアスだよなあ。わかります。

いつかちゃんは男社会で育って来て、容姿も女子女子してないので、女子っぽく行動すること… メイクへの執念、インスタ映えを意識した行動、カワイイ〜を意識したおふざけや行動、モテ仕草やらなにやら… が苦手です。チャゲアスやかまってちゃんを歌っちゃう子ですしね…

わたしもこれらまあ苦手だったんですけど、社会出てシェアハウス生活してから変わりました。女子っぽい行動に長けた、"プロの女子"とも言える友人に囲まれることで、自ずとできるようになってるんですよね。しかも知っちゃうと、めちゃめちゃ楽しい。

モテキ4.5でいつかちゃんが同じような女子友達とばか騒ぎしてる最中に、思ってる内容があるんですけど、これそのまま同じこと回想したことありました。久保先生おそろしや.… 男とかモテとかは横に置いといても、女子っぽいカッコして、女子っぽいばか騒ぎを知っていくってのはただそれだけで楽しいものだっていうアレです。真理や。

“女子"の行動原理は足し算、かも

そうしてると意外な発見もあって。 たとえば女子が非常な努力をしているお化粧やオシャレ、あれらも誰のために何の意味があって、どんなペルソナを意識した上での動機でやってるんだくらいでしたが、シーンによって、意味が違うことに改めて気づいたりとか。仕事行く時、社会に向けては見苦しくない身だしなみとして、遊ぶときはそのシーンに合わせて気持ちが上がるようにして。なんか、行動原理が、今あるとこからの引き算ではなく、盛ろう盛ろうアゲよう!っていう、足し算なんですよね。女子って。

逆にいうと引き算の行動原理に基づいてるときは、なんか別の名詞がピッタリくると思います。

当たり前かもしれないですが、そんなことしみじみと思ったのでした。

まとめ

わたしもそうだけど卑屈なコはプロの女子と接触持って、女子的ばか騒ぎの味を覚えるとなんか楽しくなるってことです。始めはカルチャーショックで障壁高いですが、異文化交流と思って。

いつになくまとまりのない文章でした。